建ぺい率、容積率とは?

土地を購入する際や建売でも契約書などに書いてある
「建ぺい率」「容積率」
どういう意味なんだろう?と思う方も多いかとおもいます。
今回はその「建ぺい率」「容積率」についてご説明いたします。

一言でいうと「この土地にはこのくらいの大きさの建物なら建築できます」というものです。

この建ぺい率、容積率の上限が決められていなかったら、高層住宅や広い平屋など、皆が自由にお家を建てるので都市計画や景観を無視した建物が立ち並ぶことになります。
それでは街並みが崩れてしまうので、そのようなことがないように建ぺい率、容積率は定められています。

■建ぺい率とは?

建ぺい率とは、「その土地にどのくらいの広さの1階を作れるか」の割合を示したものです。

※建物面積とは、建物を真上から見た時の面積を指すもので、一般的には建物1階の面積が建物面積となります。

ただし、2階の方が1階よりも面積が広い場合は2階の面積が建築面積に該当します。

例えば200㎡で建ぺい率50%の土地であれば、100㎡の1階部分を建築することができます。

敷地面積ギリギリまでお家を建ててしまうと、風通しが悪くなったり火事になった時に隣の家にすぐに火が燃え移ってしまいます。

こうしたことを避けるためにゆとりのある建物を建てるという意味で「建ぺい率」が定められています。

また、「角地緩和」という法律により建ぺい率を10%緩和できることがあります。

角地緩和の条件 

・街区の角地である場合
・道路に挟まれた土地の場合
・公園や河川に隣接する土地の場合

■容積率とは?

容積率とは、「土地に対してどのくらいまでの延床面積の建物を建てられるか」の割合を示したものです。

※延べ床面積とは各階の面積を合計したものです。

バルコニー、吹抜、ロフトなどは床面積には含まれません。

例えば200㎡で容積率100%の土地であれば、200㎡までの延床面積の建物を建築することができます。

建物の前面道路が狭かったりする場合は更に制限されることになります。

容積率には緩和措置が設けている部分があり、地下室やインナーガレージなどが対象です。

容積率も建ぺい率と同じように「防火対策」「通風、陽当たりの確保」などの役割だけでなく、地域の過密化を防ぐ(人口をコントロールする)ための役割も果たしています。

今回は簡単にご説明させていただきましたが、緩和されたり用途地域ごとに建ぺい率、容積率は変わってきます。

土地探しをされる方は、その土地がどのくらいの規模のお家を建てられるか確認する必要があります。

詳細も丁寧に説明させていただきますので、ご不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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