建売住宅のメリット・デメリット

お家を購入する場合、「建売住宅」「注文住宅」をいう選択肢がございます。
今回は「建売住宅」のメリット・デメリットをお話したいと思います。

■建売住宅のメリット

手の届きやすい価格設定で販売されている

「建売住宅が安いのは何か欠陥があるのでは?」
というイメージを持っている方がいらっしゃいますが、決してそういうことではなく、大手建売会社が建材等を大量に仕入れることで安くできることが主な理由です。
また、すでに出来上がった住宅には施主との度重なる打ち合わせにかかる人件費がないというところも価格設定が安くされている理由です。

建物を実際に見てから購入を決められる

プランを決めた段階で請負契約を結ぶ注文住宅と違い、既に建っている(あるいはほぼ建っている)建物を見てから購入を決められるのでこのお家に住むといったイメージがしやすいと思います。
お家の陽当たりや採光、隣地との距離などを確認できるといったところもいいですね。

すぐに入居できるので生活設計が立てやすい

建売住宅は、購入を決めてから契約、引き渡しまで大体1ヶ月くらいで入居ができます。
お子様の入学や転勤など住宅購入を急いでいる人にとっては入居までの早さはメリットになるのではないでしょうか?

住宅ローン(または現金)で土地と建物代金を一括で払える

注文住宅は工事が完了して引渡しが行われるまで融資が実行されません。
そのために「つなぎ融資」や「土地先行融資」を利用するなど複雑になりやすいです。
(土地のローン、建物のローンなど段階ごとに住宅ローンを組む必要がありますが、数ヶ月間の住宅ローンなので金利が高くなります。)
ですが、建売住宅は既にお家が建っているので住宅ローンが組みやすく、一括で支払えるのでそういった手間を省くことが出来ます。

住宅ローンが利用できる金融機関が多い

住宅が出来上がっていて価格が決まっているので、審査も比較的スムーズです。

建売住宅のデメリット

思い通りの間取りや仕様にできない

建売住宅は間取りや仕様が決まっているので、基本的には変更できません。
自分なりのこだわりがある人には大きなデメリットかもしれません。
最近では、クロスやキッチンのカラーを変えたりできる
セミオーダーの建売住宅もあるので、少し内装を変えたい。といった方にオススメです。

同じような外観の家が多く、個性を発揮できない

注文住宅と違い外観も自由に設計できないため、多棟の場合だと同じようなデザインのお家が一列に並んでいるといったことが多くあります。
外観で個性を発揮したい方にはデメリットかもしれません。
ですが、最近の建売住宅はデザインも豊富になり、似たような住宅が並んでいることが少なくなりました。
自分好みのお家を選ぶのもいいのではないでしょうか?

郊外にあることが多い

土地の費用も抑えるために郊外に建てられることが多いです。
駅から近い建売住宅は遠い建売住宅よりも割高になります。

土地の状態の判断がしにくい

建売住宅は既にお家が建っている状態なので、
注文住宅よりも土地の状態が判断しにくいです。
ですが、更地でも建物があっても専門的な知識がないと状態の判断はできません。
お客様ご自身の目で見て判断することも大事ですが、専門家の方にしっかりと見て納得のいく答えをもらうことも大切になってきます。

内覧などで多くに人が出入りしている

建売住宅の場合、現地を内覧して購入するので入居前に多くに人が出入りしています。
入居前の立会い(傷等の確認)で傷や不具合があった場合は引渡しまでに修補してもらえますが、住む前にたくさんの人が出入りしているのが嫌だという方にはデメリットかもしれません。

今回は建売住宅のメリット・デメリットお話ししました。
同じような間取りのお家に住まれている私のお客様でも、家具や家電の配置、様々なインテリアコーディネートによってとてもお洒落なお家にされている方がたくさんいらっしゃいます。
自分色に染まっていくお家は、やはり「住めば都」ですね。

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